毎月1回、コアメンバー会議を実施
特定非営利活動法人 明石障がい者地域生活ケアネットワーク (通称:135Eネット)では、ユニバーサルの駅「ひなたぼっこ」を、ユニバーサル社会を実感できるとともに、ユニバーサル社会づくりをわかりやすく伝える場所として2011年 明石駅前にオープンしました。
ユニバーサル社会とは、年齢、性別、障がい、文化のちがいにかかわりなく、だれもが地域社会の一員として支えあうなかで、安心して暮らすことができ、一人ひとりが能力を発揮して元気に活動できる社会のことです。
当時のユニバーサルの駅「ひなたぼっこ」では、ユニバーサル社会づくりの推進を図ることを目的とし、地域の明石商業高校や明石高専の学生を交え、ロゴや看板、シャッター壁画、パンフレット等の作成を行っていました。
残念ながら2017年に拠点としての役割は終了し閉鎖となりましたが、当時から続く思いや課題を引き継ぎ、 135Eネットに所属する障がい当事者や障がい児者支援スタッフで構成されたコアメンバーを中心として、新しく2017年度より明石のユニバーサル社会作りを推進していく活動に取り組み始めています。現在は、市民の方々に向けた啓発活動や情報誌の発行などを通し、明石のユニバーサル作りの推進活動を行っています。
「ひなたぼっこ」という名前には、太陽の陽だまりに包まれ、あたたかな心でおもてなしの出来る空間づくりを目指すという意味が込められています。
毎月1回、コアメンバー会議を実施
誰もが安心して暮らすことが出来るユニバーサル社会を目指し障害当事者、福祉・学校関係者等すべての人々がコミュニケーションを取り合い、一人ひとりが持てる力を発揮できるように、地域社会貢献に努め、啓発活動に取り組んでいくグループとして明石市内を中心に行動します。
「出会って!つながって!広がって!」
ユニバーサル駅事業ひなたぼっこでは、障害者権利条約にある
“Nothing About Us Without Us”(私たちのことを、私たち抜きに決めないで)の考え方を大切に障害のある方とともに、だれもが住みやすい町あかしの実現に向けて障害理解啓発のイベントの開催や情報誌を作るなどを基本として活動しています。
多様な生き方を自分ごととして共感し、各々の強みが発揮できる社会を目指して、まずはひなたぼっこの小さな社会から話し合いを重ね、"出会って、つながって、広がって"をスローガンにアクションを起こしていきます。
リーダー 明石市立あおぞら園・きらきら 服部 記昌